先人に聞け!相場格言「た行」
「た」
大局につけ
目先の価格変動にとらわれすぎず、長期的な視点から相場を見ることの大切さを例えた格言です。チャート分析においても、日足のみならず週足、月足も確認の上、現在価格の位置を認識することが重要です。
大欲は無欲に似たり
あまり大きな欲を出すと失敗することを例えています。相場も利食いは器量と言われますが、その人の器に見合う利食いしかできないものです。相場で儲けるためには、己を知って自分相応の利食いを積み重ねるべきでしょう。
高値おぼえ、安値おぼえは損のもと
高値(安値)からの値ごろ感で安易な買い(売り)をするべきでは無いと説いた格言です。トレンドに基づいての売買が基本でしょう。
建値忘れよ
マーケットから見ると、一投資家の買値などは全く意味を持ちません。むしろ大局的なサポート、レジスタンスで判断するべきことであり、投資家にとって買値に基づいた売買判断など全く意味が無いことを教えています。
卵が生まれるまで卵を買うな
目先の情報だけを頼りに期待を込めて売買する投資家がいます。今マーケットで起きていることを踏まえて判断するべきであり、第三者の助言のみに従った投資行動の愚かさを説いた格言です。
卵は一つのカゴに盛るな
分散投資の重要性を説いた有名な格言です。一つのカゴにもった卵は、カゴを落とした場合にすべての卵が割れてしまいます。複数のカゴに分散して卵を盛れば、もし一つのカゴが落ちても割れずに残ります。マネ―マネジメントにおいては、複数の通貨ペアや金融商品に分散して投資することも大切です。
保ち合い相場の対応で天国にも地獄にもなる
相場の買い方と売り方が拮抗する保ち合い相場。トレンドが無いときには長期間保ち合いを形成します。保ち合い相場においては、多くの順張り投資家が損失を出します。何度も上下いずれかにブレイクすると見せかけてはダマシに終わるので、その都度仕掛けると殆ど利益になりません。保ち合い期間中は逆張りが有効ですが、保ち合い放れの局目では大きな損失を出すことになります。相場とは、保ち合い期間が意外に長いものですので、この期間の立ち回りが最終的な利益を大きく左右します。
保ち合い放れにつけ
保し合い期間が長ければ長いほど、保ち合いを離れたその後の値動きが大きくなります。保ち合い放れの初動で乗れれば大きな利益が期待できます。保ち合い放れの初動の見極め方で、順張り投資家の儲けを大きく左右します。
「ち」
知者は惑(まど)わず、仁者は憂(うれ)えず、勇者はおそれず
「道理をわきまえている人は事に当たっても迷わない。情け深い人は天命に安ずるから心配しない。勇気のある人はおそれない。」論語からの引用。相場に対する心構えとして、記憶しておきたい格言です。
「つ」
つかぬはやめよ
相場で勝つためには運も大切です。ツキが無いと感じたら、一旦相場から離れてみることも大切であるとした格言です。わかりやすい相場地合いだけ投資をすることも有効的です。
強気相場は悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えていく
有名な格言です。多数の投資家が弱気に傾いた頃から上昇相場がはじまり、強気に傾いた頃から下落相場と変化します。相場とは、参加している投資家の心理が価格にも反映されます。市場の参加者の多くが楽観的だと悪材料に過剰反応し、悲観的だと好材料に過剰反応するものです。
強気でも儲けることができる、弱気でも儲けることができる、しかし欲張りは決して儲けられない
外国為替では、買いからでも売りからでも儲けるチャンスは無限にあります。しかし、欲張って貪欲になりすぎると、せっかくの利益を失ってしまうことが重なり、最後には市場から退場させられてしまうということを例えた格言です。
「て」
天井売らず底買わず
最高値、最安値を的中させることは熟練相場師でも不可能です。天井や底は後から確認するものですので、トレンドに基づいた売買が基本でしょう。天井売りや底値買いが理想ではありますが、このことに労力を注ぐことの無意味さを表した格言です。
天まで届く相場は無い
上昇相場が過熱してくると、もはや青天井相場のごとくどこまでも上がり続ける雰囲気になります。しかしながら、実際にはそのようなことはあり得ないということを常に心しておきたいものです。
「と」
遠くて知らないものには手を出すな
知らないものよりも自分のよく知っている範囲で投資をしなさいとの格言です。外国為替市場においては、アメリカやユーロ圏に比べるとその他の国に関しては情報が少なくなります。特にスワップ金利の高さだけに着目した通貨選びは、突発的な為替差損で結果的にそれ以上の損を被る可能性もありますので、より慎重にしたいものです。
トレンドを友とせよ
トレンドに逆らうのは、波に逆らって泳ぐようなものと例えられます。為替相場においてもトレンドに沿った投資は基本中の基本です。

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