先人に聞け!相場格言「さ行」
「さ」
最初の損は最良の損
すべての投資に共通する重みのある格言です。相場で成功する人は皆一様に大きな失敗を経験しています。相場においては成功よりも失敗から学べることが格段に大きいものです。勝ちが続くと自分の腕を過信するようになりますが、相場は甘いものではありませんのでそのような時にはたった一度の失敗が致命的になります。失敗の過程で身につけたものは、後々大きな財産になります。失敗はなるべく小さなものにとどめ、常に謙虚な姿勢で相場に接するべきです。
指値は取り消すな
事前に自信を持って出した指値注文を、その場の相場の勢いを見て取り消してしまうことがよくあります。このような場合は得てして最初の指値よりも高値で買うことなり、安値で売ることになりやすいものです。相場で儲けるためには、客観的な判断が大切です。
「し」
事故に売りなし
テロ・天災・事故などに見舞われた国の通貨は一時的に売り込まれることがあります。しかし経済基盤がしっかりしている国の通貨にとっては、あくまで一時的な下げにすぎません。短期間で元の価格に戻りやすいものです。
市場にいる必要はない
四六時中相場を張っている必要ないことのたとえ。チャンスと思える時だけに集中することも大切です。
知って行わざるは知らざるに同じ
相場の先行きを予想できても、それを実行できなければ全く意味がないことを例えた格言です。相場で儲けるためには、考えたことが即実行できるような経験を重ねることも重要な要素です。
シマッタは手仕舞え
タイミングを見計らって自信を持って買ったはいいが、思惑通りにいかずに反対に行ってしまうことも多いものです。買値まで戻った所で売ろうと考えるも、そのような時に限って元の価格には戻らず損失がズルズルと拡大してしまいます。最初に想定したシナリオと反対に動いた場合には、まずは手仕舞いを優先し新たな戦略を取るべきとの教えです。投資家にとっては、常に優位な精神状態で相場に接することが大切です。
重要なのは自分が信じたり考えたり期待することではなく、相場がどう動くかである
巨大なマーケットにおいては個人の考えなど無力同然です。根拠のない思い込みなどは何の役にも立たないばかりか、むしろ悪影響となる場合の方が多いものです。実際の相場値動きの中から感じて行動することが重要です。
順にいては逆を忘れず、逆にいては己を捨てず
現在はトレンドに基づいた自分の判断が正しくとも、いつ何時反対に行くかもしれないと予め心得ておくことの大切さを説いた格言です。またなかなか相場とかみ合わず、逆目を行っていても常に冷静に相場に接することも大切です。相場の世界でも「ピンチの後にチャンスあり」です。
「そ」
相場師は孤独を愛す
投資で儲けるためには他人と同じことをしていては勝てないことを例えた格言です。投資の世界での勝ち組というのは、皆得意なスタンスをそれぞれ確立しているものです。
相場師は日柄を大切にする
相場経験の豊かな人は、価格と同じぐらいかそれ以上に日柄を大切に考えます。日柄からは、現在の買い方、売り方の力関係を判断することができます。
相場に意地は禁物
損が出ているポジションを感情に任せて放置していても何も良いことはありません。買値までの戻りを期待している時ほど簡単には戻りませんので、まず第一に考えるべきは損切りです。
相場に王道なし
相場に世界で成功するためには、努力、研究、経験を積み重ねる以外に方法がありません。人から銘柄を聞いても勝ち続けることはできません。失敗から学ぶことも大切です。
相場のカネとタコの糸は出し切るな
勝ち続けた時ほど危険なのが、徐々に気が大きくなりレバレッジを大きくしてしまうこと。万が一暴落をくらえば、たった一回の損失で全財産を失うことになりかねません。常に慎重に相場に接するべきです。
相場のことは相場に聞け
世界中の投資家が参加し世界マネーで市場は成り立っています。日本にいる一投資家の考え方など、外国為替市場における巨大マーケットにおいては何の影響力も持ちません。最終的にはあらゆることを織り込んでいる現在の価格が最も正しいということになります。もちろん相場に行き過ぎはつきものですが、すべてのことは相場に聞いて判断するしかないことを例えた格言です。
相場の実践に当たって一番大切なのは断の一字
デモ取引では勝てても実取引では勝てない。相場では一瞬の判断能力が問われます。頭で理解していることを実際その場で行動に移すことは難しいものです。判断能力は経験によってしか養うことができません。
相場に過去はない
相場の世界でも「たら」「れば」は禁物です。その時々の判断がすべてですので、前向きの姿勢で取り組むことに大切さを説いた格言です。
相場は明日もある
売買の判断を急ぐ必要がないことのたとえ。仕掛けのタイミングが自分の得意な形になるまでまずは待つことの方が大切です。今日は損をしても明日勝てば良いわけで、常に相場には明日もあります。
相場は豹変する
相場とはある時突然に風向きを変えます。あらゆることが起こり得ると肝に銘じ、反対に動いた場合も想定した投資行動が何よりも大切です。
相場はいつも信号を送っている
相場が急変する前には、どこかにそのサインが出ているものです。常に注意深く観察することで、急変のサインを見つけられるにしたいものです。
相場に理屈はいらない
相場は理屈では動きません。それは相場の専門家や会計の専門家が投資をしても勝つことができないことからも明らかでしょう。「理屈に当たり相場にはずれる」「エコノミストは理路整然と曲がる」と同義の格言です。
相場は煩悩の渦
誰もが儲けたくて相場をはじめるが、実際儲け続けることができるのはほんの一握りです。儲けようという欲望の中で買った、負けたを繰り返しても、最終的に勝ち残ることはできません。感情に左右されないで相場に接することができるようになれば、その時点では勝つことが難しくなくなっているでしょう。
備えあれば迷いなし
投資では、今目の前で起きていることを冷静かつ客観的に判断することが大切です。相場観に基づいた投資をしつつそれに軌道修正を重ね、精度を高めることに日々取り組みます。自分が間違っている可能性があることを念頭において、資金的なコントロールも忘れずに投資をしたいものです。
損玉を決断早く見切ること、これ相場の神仙と知れ
いつまでも損の出ているポジションに固執せずに、損切りの決断を早くすべきとしたことの教えです。損玉を早く見切る行為は、相場の神様がやるようなことだということで、売りの決断を迫った格言です。
損切りは素早く
投げるべき時は素早く投げる。はずれたポジションを持って躊躇している間にも資金はどんどん目減りするだけなので、損切りする時は一刻も早くという格言です。実行するのは難しいですが、相場からの退場を避けるためにも大切なことです。
損小利大
外国為替を含めたすべての相場において、たった一度の損失でそれまでの利益をすべて失ってしまうような取引をする人がいます。相場で儲けるための基本は、損は小さく利は大きくです。最終的に勝てる人と勝てない人との差は、損失のコントロールができるか否かにかかっています。
損して休むは上の上
大きな損を出した後には、その損を取り戻そうと思って次の投資行動をとるものです。このような心理状態では、客観的な判断が欠けている場合が多く、勝つことは難しくなります。一旦相場から離れて、自信のある局面だけ投資をした方が勝てる確率は高いでしょう。儲けるチャンスは無限にあります。
損せぬ人に儲けなし
相場での勝率100%という人は存在しません。問題は損失を如何に小さくするということであり、かつて失敗した経験を成功に変えるべく努力を惜しまないことです。相場で儲けるためには、損した経験から学ぶことが重要です。
為替取引の複雑な注文方法を学ぶなら、デモトレードが一番の近道!

« 前のページ:先人に聞け!相場格言「か行」
次のページ:先人に聞け!相場格言「た行」 »